少子化対策は中高生から考える必要がある

少子化対策は中高生から考える必要がある

このままでは日本人がいなくなる?

晩婚化によって、少子化が進む一方で、将来を担う若者達の性意識は低下の一途を辿っており、このままでは、子孫継承が出来なくなり、日本人がいなくなってしまう。そんなことが、実際に起こりはじめているかもしれません。

異性と性交したいと思う男子は25.7%

「あなたは、今まで性的接触(性交)をしたいと思ったことがありますか」 中学3年男子への質問で「ある」と答えた生徒の割合は、1987年の86%をピークに激減し、今回の調査では25.7%と50ポイントも減っています。 同様に、中学3年女子も10.9%と約25ポイントも減りました。
多感な思春期に、異性に対して性的目覚めが少ない子供たちが増える傾向にあり、中でも男子の増加は顕著です。

精通経験を知らない中学3年生が増えている

男子は毎回の調査ごとに射精を経験している生徒が減少し、今回の調査では50%を割りました。 2002年と比較すると今回の調査データでは、約10ポイント下がっています。
 近年、男子の発育の遅れは懸念事項で、保健体育の授業で指導されていても実体験が伴わないため、この調査の質問内容が理解できない生徒もいたといいます。
東京都では、中学生男子の体力が、全国的にみて下位であることと、男子の性の成熟の遅れとの関連性が懸念され、その原因究明が必要であるとされています。

高校生の性交意識

「あなたは、高校生が性交することについてどう 思いますか」という質問に対し「それはよいのでは(許容的見解)」と答えた男子は61.0%、女子は52.5%でした。前回調査との比較では男子は62.1%の微減、女子は64.3%と大きく減少しています。
一方で、「それは反対だ(否定的見解)」と答えた男子は15.8%、女子では21.8%となっており、前回調査では、男子が12.2%、女子は12.6%と女子の大幅の増加が見られました。
また、「許容的見解」について男女平均値の比較を2005年の調査まで拡大すると、2005年調査から2008年調査で14.1ポイ ントと大きく減少し、2014年は2008年調査から、さらに6.6ポイントの減少がみられます。

高校生に彼女、彼氏はいるのか?

「現在あなたは特定の異性と交際していますか」の質問に対しては、
男子生徒の17.5%、 女子生徒の17.2%が異性と交際しており、同じ高校生同士でした。
一方、2008年調査は、男子77.0%、女子73.8%。今回の調査では、男子77.9%、女子76.2%の 生徒は「異性との交際がない」と答えており、男女ともに増加しています。

調査データから考えること

調査データから判断すると、明らかに草食男子と言われる男子が確実に増えている一方で、女子も同様に性意識が低下しています。性への考え方は人それぞれ違いはあるものの、多感な思春期から異性に対する性意識が薄れることは、子孫を残すという動物本来の本能に異変が現れてきたということなのでしょうか。

by