もしも、息切れが酷いならCOPD

もしも、息切れが酷いならCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の疑いがある

死亡原因の1位は肺の病気

日本人の死亡原因のうち、悪性新生物、いわゆるガンが第1位ですが、部位別でみると、肺がんがもっと多く、次いで、胃がん、大腸がんとなります。
そして、カラダの部位だけをみると、実は、肺の病気が原因で死亡する人は、心疾患を抜いて一番多く、肺がんが70,293人、肺炎が122,969人で死亡原因の第3位、COPDが16,443人で死亡原因の第9位と、これらを合計すると約20万人を超えています。
そして今後も、肺の病で亡くなる人は増える傾向にあり、特にCOPDは、死亡原因の上位になると言われています。

COPDとは?

慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん; COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、代表的な肺の生活習慣病ひとつです。以前は、慢性気管支炎、肺気腫と呼ばれていましたが、2001年からこのふたつの病症を慢性閉塞性肺疾患と呼ぶようになりました。
厚生労働省の統計によると2013年のCOPDによる死亡者数は16,443人で、日本人の死亡原因の第9位となっており、今後も増えると言われています。

原因はタバコ

COPDの原因は、タバコの煙などの有毒なガスあるいは粒子を主とする有害物質を長期に吸入したことが原因で発生する肺の病気で、これまでは、男性の喫煙率が高かったためCOPDの死亡数も男性の方が多かったのですが、最近では女性の喫煙率も高くなり、今後は女性の死亡率が増加すると考えられます。喫煙者のCOPD発症率は長期喫煙者で15%~20%、60歳以上の長期喫煙者の場合は50%という研究報告もあります。

COPDは治るのか?

COPDは完治できません。進行を遅らせることしか対策がありません。COPDは進行しても、自覚症状が無いため早期発見が遅れてしまう可能性が高く、息切れや咳や痰が出やすく症状が出始めた頃には病状はかなり進んでいます。現在、国内のcopd患者は約22万人と確認されていますが、これは、検査を受けcopdと診断された数で、実際に、copd患者は推定550〜700万人はいるだろうと言われています。

他の病気を呼び込むcopd

copdに掛かると、息切れが酷く、動くのが億劫になり、塞ぎがちになります。
少し歩いても息切れで辛く、息をすることで体力が奪われ疲れやすくなります。
精神的なダメージも大きく、copdの患者は殆ど鬱病とも言われます。
copdは、カラダ全身に影響が出る病気で、別の疾患になりやすい傾向にあります。

参考資料
WHOファクトシート 死亡原因トップ10(2014年5月)
厚生労働省統計調査
一般社団法人GOLD日本委員会
特定非営利活動法人 女性呼 吸器疾患研究機構

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