民事訴訟で、答弁書が届いたらするべきこと

民事訴訟で、答弁書が届いたらするべきこと

原告の訴えが提起されると、裁判所では、訴状を審査し、被告に対して、訴状、呼出状、答弁書を送付します。
ここで、重要なのが答弁書です。答弁書も提出せず、指定期日に出席しなければ、訴状に記載されている原告側の請求を被告が認めたことになります。ですから、裁判所から勝手に送ってきたもので知らないなどと無視してはなりません。
答弁書には、訴状記載の請求や原因に対する被告の応答を記載します。この答弁書を作成し裁判所に送付すると、原告の訴状における請求、主張と、被告の答弁書における主張の一致しない点をめぐり審理が行われます。

答弁書に記載する内容

答弁書は、次のような内容で、3通作成します。
(被告用、原告用、裁判所用)
(1)請求の趣旨に対する答弁
被告が原告の請求に応じないときは、「1.原告の請求を棄却する。2.訴訟費用は原告の負担とするとの裁判を求める。」と記載します。
(2)請求の原因に対する答弁
訴訟に記載されている請求の原因事実に対応する応答は、「認める」「否認する」「知らない(不知)」のどれかで行います。答弁に、なにも記載しないでおくと、認めるのと同じ効果が発生し、原告の主張が認められますので、注意してください。
(3)被告の主張
被告の主張の部分は、抗弁を記載します。
(4)証拠方法
証拠方法とは、裁判官が事実を認定する資料として取り調べることができる証拠物や書類、証人です。
(5)付属書類
付属書類として証拠となるものを記載し、答弁書に添付します。

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